地域の信仰(地蔵、観音、庚申さんなど)
お地蔵さん
Wikipediaには「日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており、
よく子供が喜ぶ菓子が供えられている。 一般的に、親しみを込めて「お地蔵さん」、「お地蔵様」と呼ばれる。」とある。
そもそもお地蔵様の正式名称は「地蔵菩薩」、といいます。
「菩薩」とついているように実はお地蔵様は仏教の信仰対象である菩薩の一人です。
「地蔵」という名前はサンスクリット語(インドの言葉)で「クシティカルバ」。「大地」と「胎内、子宮」という意味があり
「大地の母胎」を意味しています。
私が子どもの頃は道端にあって、前がやや広場になっているため子供同士で遊んだ。いまだに花が添えられ、帽子や前垂が丁寧に
替えられている地区がある。
場所によっては道路の拡幅などに伴い、移動しているものもある。
わが久谷地区には地蔵さんが10退位存在している。童謡に「村のはずれのお地蔵さんは、いつもニコニコ見てござる」とあるごとく、
本来ならどこの村にもあったはずだが、どこへ神がくれならぬ佛隠しにあったのだろう。
観音様
ネットで調べると、「観音菩薩は、人々のSOSの声を聞き逃さぬよう、常に世の音を観じている(知る、察する)。
法華経ではこのようなことが説かれており、それゆえに名が観音だと言うのです。 ちなみに正式名称は「世の音を観じる」の
「世」「音」「観」の三文字をとって観世音と言います。 観音は実は略称」とある。
久谷地区には2か所存在する。もう1つは奥久谷にあるが、放置状態で訪れてない。
庚申さん
これは難しい説明がつく。
道教には、行いの善悪によって寿命が増減する、と言う考え方があります。
庚申の日の夜、人が眠りに就くと、体内に住む三尸さんしと呼ばれる虫が身体から抜け出し、その人の悪い行を司命道人に報告し
寿命を縮める、と言われます。
大きい過ちには300日、小さい過ちでも3日、命を縮める、とされています。そこで、庚申の夜は身を慎んで徹夜する信仰が生まれ、
これを守庚申と言います。久谷には一体が存在する。地元では「山の神様」と言っている。
三尸虫(さんしちゅう)は体内にいる害虫です。上中下の三種類あります。
●上尸は頭にいて、眼を悪くしたり、シワを作ったり、白髪を作ったりします。●中尸は腹にいて、五臓を害し、食欲を強くします。
●下尸は足にいて、精を悩ませます。
お地蔵さん等の場所は、画像の最後にある地図をご番号と合わせて参照ください。
1 恵原町ニバリバス停近く | 1 正面像 | 2 恵原町 常光寺の南 | 2 正面像 |
3 恵原町 荏原城堀北 | 3 正面像 | 4 恵原町 松本池北の土手 | 4 正面像 |
6 久谷町 窪野町へ抜ける道傍 | 6 正面像 | 7 浄瑠璃町 浄瑠璃公園北側 | 7 正面像 |
8 中野町 荏原小学校南の道路200m | 8 正面像 | 9 津吉町 龍光院入口 | 8 正面像 |
9 小村町 金沢整形外科病院南側 | 9 正面像 | 10 上野町 学習センターの北側200m | 10 正面像 |
11 西野町 旧庄屋宮脇邸南200m | 11 正面像 | 12 観音さん 西野町 子供公園駐車場前 | 13 庚申さん 久谷町 奥久谷 |
14 久谷町にある観音さん | 15 左の観音様の立札 | 16 入ってきた方角から。 |